2021.8.6

 子育て支援『レモンがみっつ』はじめての歯磨き2021.7.28
〈歯が生える前から、お口ケア〉

✿お口に触れられることに慣れているとブラシでの仕上げみがきにスムーズに移行できます。まずは、赤ちゃんをリラックスさせます。頭をなでて、ほっぺ、唇にふれていきます。次に、清潔なガーゼ(または歯磨き用シート)を指に巻いて口の中を優しくふいてあげます。
赤ちゃんは、本能的に口の中をハブラシや指でいじられるのは嫌なものです。歯みがきを嫌がらないためにも、歯みがきをはじめる前に、歯や唇に触れられる感触になれさせてあげます。ママやパパにとっても、赤ちゃんの歯茎や歯の感触になれておきましょう。

✿ミルクや離乳食のかすが汚れとなり、虫歯の危険が高くなる離乳食がはじまる頃に、ガーゼで口の中のよごれをぬぐうようにしてきれいにします。歯が、生えてくると歯と歯などに汚れがたまりやすくなるので、歯ブラシできれいに磨くことをおすすめします。虫歯の原因菌が増えないためにも、赤ちゃんの機嫌のよい時に1日1回から歯磨きをはじめます。

✿歯ブラシの感触になれさせるために、ブラシで軽く歯をちょんちょんとふれるところからはじめます。慣れてきたら朝晩2回にします。特に寝ている間は唾液が少なくなるので虫歯菌のリスクが高まります。就寝前の歯磨きを習慣にしていきましょう。朝起きたらすぐに、うがいをするのも虫歯予防になります。うがいができない場合は、水(白湯)を飲ませましょう。水を飲むことは便通にも効果があります。

〈1歳のお誕生日を迎えて歯の数も増えてきたので歯磨きをしてあげたいのですが、嫌がって口を開けません。無理矢理押さえつけてしようとすると泣いてしまいます〉

✿多くの子どもが、はじめのうちは歯磨きを嫌がってしまうものです。虫歯ができないようにしっかり磨いてあげたいあまり姿勢を固定して、磨く力に、つい力が入り、時間もかかってしまいます。嫌がる理由には異物感や痛み、窮屈さがあげられます。子どもがリラックスできる姿勢で力を入れずに優しく、短時間できれいにすることを心がけてください。まずは、頭をなでて、ほっぺ、唇にふれて、リラックスさせます。そのうえで歯磨きを優しくしてあげます。嫌がったら、不安感を取り除く工夫を考えてみてください。美味しい果汁味の歯磨きジェルなら、抵抗なく口をあけてくれたりするかも、歯磨き動画のまねっこしてみるとか、歯磨きすると気持ちがいいと思うようになるまで苦労もありますが根気強く続けてわが子の歯を守りましょう。 

 子育て支援『レモンがみっつ』part.22021.6.26
「レモンがみっつ」

―子育て支援室「レモンがみっつ」担当のもこです。今回は「噛む力」についてー
 6月4日は、虫歯の日でした。いまや、日本は世界でも子どもの虫歯が少ない国です。昭和40年代には9割以上の子どもに虫歯がありました。今は虫歯のない子のほうが多くなりました。
 その一方で、短時間で食べられるやわらかいものが中心の食生活になり、きちんと噛めない子どもが増えているといわれています。しっかり噛むことで能の血流も大きく増加するので、脳が活性化されて記憶力が高まるなど、噛むことは学習効果を上げることにもつながるそうです。
 子どもの噛む力にくわしい歯科医によると、噛む力の弱い子は、口の周囲の筋肉やあごが弱く、口がポカンと開いているそうです。この「お口ポカン」の状態の子どもは口呼吸になるため、のどの乾燥でウイルスや細菌に感染しやすく、扁桃腺がつねに腫れている状態になり、免疫力が低下します。また、くちびるも乾燥するので、ひび割れや出血のはか、歯肉炎や口臭の原因にもなります。噛む力がつくと口の周囲の筋肉が鍛えられるので、いつでも口を閉じて鼻呼吸をするようになり、風をひきにくくなるそうです。
噛む力は脳の活性化だけでなく体全体の健康にもつながっているのですね。
噛む力をつける「あいうべ体操」
@ 「あー」と口を大きく開ける
A 「いー」と口を大きく横に広げる
B 「うー」とくちびるを前に突き出す
C 「べー」と下をつきだして下にのばす *食前に10回ずつおこなうのがめやすです。
口のまわりや舌の筋肉を鍛えられます。

✩育児相談窓口を下記の時間帯行っています。地域の皆さんどなたでも利用できますので、子育てのことで聞きたいことがある方に利用できることをお知らせ下さい。
午前10時〜午後4時の時間帯、お電話(0238−24−8558)下さい。

 ブログ更新しました。2021.6.15
 6月11日(金)にゆり組(年長児)の踊りの発表会をしました。

 子育て支援『レモンがみっつ』part.22021.5.31
興道こども園どんぐり子育て支援室「レモンがみっつ」

子育て支援室「レモンがみっつ」の担当をしています(もこです)

―偉大なる子どもたちの出来事や会話編―
《☆エピソード・うめ組保育室、早朝保育での出来事》
うめ組保育室で1歳児、2歳児の子どもたち4人がブロック遊びや絵本を見てあそんでいると、0歳児の女の子が登園し保育者の傍にお座りして玩具を持ってあそびだしました。機嫌よくあそんでいるので検温をしようと思い保育者は、棚の上にある体温計を取りに立ち上がり離れて戻ると、1歳児の男の子が腰を曲げて両手に持ったティッシュでマットに吐かれた少量のミルクを拭いていました。お座りして遊んでいた0歳児の女の子がミルクをもどしたのでした。優しい表情で拭いている1歳児の男の子に「ありがとう、気が付いて拭いてくれたの」と声をかけると笑顔がとても素敵でした。
1歳児の男の子の優しさに心がほっこりするエピソードでした。保育者の様子を見ていて、行為を真似たのでしょう。優しい表情で拭いていたのがなんとも嬉しい出来事でした。大人の行為を真似るのが楽しい1歳、2歳児さん。良いお手本にならなくてはと思いました。

《☆友だちがロッカーのカゴを次々と投げて保育者に止められている様子を見ていた3歳児の会話》
「新しいこども園だから、取り扱い説明書があるんだよ」
「悪いことは、しちゃいけないって」
「そうだよね、新しい園だから取り扱い説明書があるんだよ」


✩育児相談窓口を開設しています。
  保護者のみなさん、地域のみなさん、どなたでも気軽にお電話下さい。
  午前10時〜午後4時の時間帯、お電話(0238−24−8558)でおうかがいします。

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