「ママをやめてもいいですか!?」オンライン上映会に参加された方々の感想です!!
★妻とオンラインで見ました。上映中、めずらしく妻と意見交換(?)しました。映画では、男性の産後うつの話も出てきましたが、タイトルがなぜ「ママ」で「パパ」は入らないのか、というところは、ふたりともかんじました。映画の方々が、一般的なのか、それともテーマとしてママの産後うつを取り扱ったので、そういう典型的なご夫婦を限定して取り上げたのか、わかりませんが、少なくとも映画の中のパパは、ママのお手伝いに終始していて、主体性が感じられないなあというのがふたりの共通のイメージです。育てられた親の姿勢が、子育てに影響するのはよくわかります。たとえば、ぼくは、母親の子守歌で寝かしつけられたのですが、自分が父親になったとき、妻に言われなくても子供に母に歌ってもらった子守歌を歌ってあげていました。ぼくの父親が亡くなったとき、すっかり成人した子供たちが、ぼくの母親を慰めるために、その子守歌を歌ってくれました。子育ては、小さいうちばかりではありません。反抗期や思春期をすぎて、ひとりだちするまでです。産後うつにかぎらず、広い視点でいろいろな話題をとりあげていくといいと思います。
★母親をやっていてふつふつと湧いてくる様々な思いが見事に言語化・映像化された、素晴らしい映画でした。片付けても散らかる部屋、それだけはやってくれるなの地雷原を笑顔で踏み抜いていくかわいいお子様達、途中の男性陣のあまりの他人事感もリアルでリアルで…笑。出演してくださったご家族の皆様に心からの敬意と、幸多からん事をお祈りしたいです。私自身は夫や山形市の両親のサポートもあり、おそらくかなりイージーな立場です。その分「もっとちゃんとしなきゃ」「優しくしたいのに怒っちゃう」とから回ってしまい、夫から「どうしてほしいの?」と聞かれてもうまくまとめられずにいたので、今回一緒に映画を見て何となくわかってもらえたように感じます。この映画を作ってくださったことに感謝したいです。またオンラインという型式もとてもありがたかったです。久々に映画をじっくり見られて良い時間を過ごせました。どうもありがとうございました。
★瞬殺で家の中を散らかされ、ちょっと目を離したすきに食べ物をひっくり返され…どこの家も一緒だなぁとまず思いました。母親というのは無条件で子供を愛せるものだと思っていたけど、私の場合はそうではなかったです。自分の血を分けた子供が存在すること、それが自分の意志とは無関係に生きていることに恐ろしさすら覚えました。でもそれを決して口にしてはいけないと、ずっと思っていました。映画を見て、口に出さないだけで思っている人はたくさんいるんだなぁと感じてほっとしました。そして、お父さんたち、もっと考えてやってくれと切に思いました。特に3人目の出産に立ち会ったお父さんよ!!お母さんすごいSOS出してんじゃん!!勇気を出して伝えても、あんなふうに返ってくるんだったら、救われないよな…と本当に悲しくなり、腹が立ちました。自分も母になって2年たち、苦しさのピークを過ぎた今だからこそ、振り返って苦しかったと口にできるのだと思います。でも本当は、苦しさの渦中にいるお母さんたちが、そのときにためらうことなく声をあげられるような世の中じゃないといけない気がします。
★オンラインしていただけてたいへんよかったです。真夜中の皆が眠っている静かな時間に聞こえてくる子の泣き声。私だって眠いに私だけ気付いて起きる孤独な時間を思い出しました。命と向き合うこと、母親としてのプレッシャーを背負い戦っていたように思います。心と体のバランスを崩してもかわいい我が子過ごす中でなんとなく親らしく過ごせていて、私だけじゃない!のメッセージがよく伝わりました。お忙しい中企画運営お疲れ様でした。ステキな機会をありがとうございましたm(_ _)m
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